字は口ほどに物を言う
イベント書下ろしの時に使うサンプル作品(見本)を新たに制作。
サンプル作品はその時のベストのものを作るようにしているけど、時間がたってくるとしっくり来なくなる。
字は美しくかっこよく書こうと思った時、主張しすぎで逆にかっこ悪くなる。
筆に無駄な動きが出て、字にも顕著に表れる。これが俗にいう字を見ればその時の心が分かるっていうやつ。
かといって気持ちを抑えて書けば字が生きず、単調なものになる。
今日は書いても書いても良いのができずかなり苦戦。
ようやく最後にできたものは、出来栄えがどうとかを手放して書いたもの。
大作を書いてる時もだいたい一番良い字になるのは、始めか最後だ。
明日は久々にCATVの取材。
個展のPRをしてきます。