2022.5.26【永平寺で坐禅】
禅の大本山「永平寺」へ 参拝に行ってきた
永平寺は778年前に道元禅師が 開いた曹洞宗の大本山で
福井の山中にある坐禅修行の 聖地(道場) 昔から禅の世界に興味深々な
自分にとってはまさにテーマパーク
お寺に着くと新緑が美しく
風も最高に気持ち良い~♪
清々しいとはまさにこの事!
寺院は山中にあるので敷地内は ほとんどが傾斜
伽藍を巡る際、長い階段をひたすら 登って降りなければいけない
これが結構きつい、、、笑
永平寺には100名以上の修行僧が おられ、この日も早朝から過酷な
修行に励んでおられた
早朝3:30起床、掃除、お勤め、 坐禅、作務、お勤め、坐禅、、
広い伽藍や長い廊下、トイレなど
どこを見ても完璧に掃除が行き
届いている様にはいつも感心
させられる
不要なモノは何一つないし
あるものは全て揃えてあるので
とても心が清々しい
禅特有の執着しない、捉われない
空気感もあるだろう
そして、今回の一番の目的は坐禅体験
研修用の禅堂(僧の禅堂と同じ作り)
には70~80人分の単(坐る場所)が
あり真ん中には文殊菩薩
坐布(おしりに敷く丸い座布団)が 見事に揃えられ堂内の研ぎ澄まされた 空気感がハンパ無い (いるだけで浄化されそう笑)
僧の方に合掌や歩く際のお作法、
坐り方、手の組み方などの説明を聞き
鐘の音と共に坐禅開始
山中の静寂さと野鳥の声に浸り
ただ、ありがた~く 気持ち良い坐禅タイム
一つ、気になったのは事前説明の際
坐禅する事の意味や心の持ち方など
自分が興味ある話は一切無かった
しかしこれは後になって気づいたが
道元禅師の坐禅は
只管打坐(しかんたざ)
これはただひたすらに坐ること
悟りを得るために坐禅するとか
何かのために~ではなく (は、はいっ!汗) 只、坐ることに成りきる
そのために僧はあえて坐禅について 色々語るのでなく所作や作法のみを
伝えて下さったのだと思う
(そうに違いない!笑)
意味は分からなくてもやれば分かる
何かそう言われている氣がした
どんな良い学びを得ても
どんな良い本を読んでも
やらなければ無知と同じ
実践を習慣にして体得する 日々、行を修めながら体得体現
されている僧の方と禅の聖地で
充実した1日を過ごせました
僧にとっては恐怖の木板か、、 笑
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